というお悩み、抱えていませんか?
女性ライダーが増えてきたとはいえ、まだまだ男性社会なバイクの世界では、女性ならではの悩みが理解されづらいですよね…。
そこで!実際にバイク歴4年の私が「女性に人気な乗りやすいバイク」について徹底解説します!
私自身の生の声も踏まえながら、女性ならではのリアルな不安や悩みに応えていきますね♪
女性が乗りやすいバイクとは?
・足つきが良い(両足のつま先でバイクを支えられる)
この二つの基準を満たせるバイクを選んでみましょう!
初心者の女性ライダーによくある悩みとして、
「身長が低くて足つきが不安」
「重たいバイクだと自分一人で扱えるかどうか不安」
「公道を走るのは怖いし不安…」
という悩みは、女性なら一度は感じたことがあるかと思います。
もちろん、背が低くても大型バイクを乗りこなしている方もたくさんいます。バイクの車重や足つきだけがバイク選びにおいて絶対なものでもありません。
しかし、私は「初めてのバイクだから失敗したくない」「できるだけ安全に、安心にバイクを楽しみたい」という女性に向けて、この二つの基準で選ぶことをおすすめしています。
私自身、この二つの基準を満たすバイク選びをして、今の愛車に出会いました!
やはり、初めてのバイクは「いかに不安要素をなくせるか」が大切。
バイク免許は車のように仮免許がないので、公道での教習がありません。
つまり、公道は免許を取ってから初めて走ることになるのです。
だから不安や恐怖心を覚えるのは、誰しも当たり前なことです。
「右左折でちゃんと曲がれるかな?」
「坂道発進でエンストしたらどうしよう…」
「バイク納車後にバイク屋から家まで、一人で無事に帰れるのかな?」
初めての公道デビューには、このようなたくさんの不安や恐怖で頭がいっぱいになってしまいますよね。
私もそうでしたし、実際怖すぎて泣いたこともあります。笑
バイクの納車も、自宅までの道のりの運転が怖すぎて、自宅までバイクを運んでもらいました。
だからこそ、初めてのバイクは安心感のあるバイクを選んでほしいのです!
それでは、詳しく見ていきますね!
車重は200kg以下
なぜ200kg以下であるかと言うと、自動二輪免許の教習車として使われるバイクの車重が約200kgだからです。
「教習車のバイクは重たくて私には扱いきれないな…」と感じた方は、200kg以下のバイクを選んでみてください!
軽いバイクのメリットは、軽くて取り回しがしやすいこと。
自宅やツーリング先で「一人でも確実にこのバイクを取り回せるぞ」という安心感は、バイクに対する不安も軽減してくれるし、事故防止にもつながります。
「このバイクなら自分で扱えそう!」と思えるバイクをぜひ選んでみてくださいね♪
しかし、軽いバイクのデメリットは、風の影響を受けやすいこと。
風速2mを超えるとかなり煽られます。
特に高速道路での走行や風の強い日のツーリングでは、バイクが風に煽られやすくなるので、とにかく無理をしないこと!
ニーグリップやリアブレーキをうまく使い、低めのギアで走行すると車体が安定しやすくなります。
足つきが良い
「足つきが良いバイク」とは何なのか?
ずばり、「両足のつま先でバイクをしっかり支えることができる」バイクのことです!
両足の母指球のところまで足がつくと、より安心です!
お店で実際にまたがって、両足の母指球までしっかり付くか確かめてみてくださいね♪
足つきが悪い時の対処法3選
「とはいっても、乗ってみたいバイクは足つきが悪いから違うバイクを選んだ方が良いのかな?」
と思ってしまう方もいますよね?
でも、足つきが悪いからと乗りたいバイクを諦めるのはもったいない!!
少しでも足つきが良くなるように具体的に3つの対処法があります。
②バイクをローダウンする
③あんこ抜きをする
厚底ライディングブーツを履く
一番簡単で手っ取り早い方法です!
厚底のヒールの高さも様々で、自分の身長に合わせて選べるところも魅力です♪
厚底ブーツでイチオシは「WILDWING(ワイルドウィング)」というメーカーのブーツです!
サイズ展開も豊富!
デザインもレディース向けのおしゃれなものばかりなので、きっとあなたのお気に入りの一足に出会えること間違いなし☆
厚底もヒール高3.5㎝から8㎝まで豊富なラインナップで安心です。
【サイズ】
展開:22.5/23.5/24.5/25.0/25.5/26.0/26.5/27.0/28.0(cm)
ワイズ:4E相当
【各種ソール高】
・ノーマル底(つま先約13mm/ヒール約35mm)
・厚底(つま先約25mmmm/ヒール約50mm)
・超厚底35mm(つま先約35mmmm/ヒール約55mm)※受注生産
・超厚底50mm(つま先約50mmmm/ヒール約80mm)※受注生産
参考:https://winglove.co.jp/html/page2.html
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私もワイルドウィングの厚底ブーツを愛用しております!
履き心地もよく、ツーリング先で長く歩いても全然足が疲れません。
ヒール部分が斜めカット加工されており、ギアチェンジの操作性がとてもいいです!
私はこの厚底ブーツに出会えて、安心で快適なバイクライフが送れるようになりました!
ぜひ手に取ってみてみてくださいね♪
バイクをローダウンする
シートやサスペンションを調整してシート高を下げることを「ローダウン」と言います。シート高が下がるので、身長が低くても乗りたいバイクを諦める必要はなくなります!
しかし、ローダウンをすることによって乗り心地が硬くなったり、タイヤなどの消耗品の劣化を加速してしまうこともあるので注意です。
セルフでローダウンすることもできますが、初心者にはかなり難易度が高いため、工賃がかかったとしてもバイク屋さんでローダウンしてもらいましょう!
☆もっと詳しく知りたい方はこちらのページをチェック☆
あんこ抜きをする
ローダウンはバイクの形状が変わったり手間がかかったりすることがデメリットです。
「もっと気軽に簡単に出来る方法はないかな…」と思ったら、ぜひ「あんこ抜き」をしてみてはいかがでしょうか?
あんこ抜きとは、バイクシートの生地内に詰まったスポンジを削ってシート高を下げる加工です。
こちらはお店で頼むと工賃は10,000~25,000円程度なので、ローダウンよりも安く手軽にできる足つき改善方法です。
しかし、座り心地が変わったり硬く感じたりする場合があるので、注意が必要です。
女性のバイク選びのコツ
さて、ここまでは足つきや扱いやすさを基準で女性が乗りやすい条件をお伝えしてきましたが、今度は女性ならではのバイク選びのコツをお伝えしますね☆
バイクの見た目・イメージが好き
あなたがバイクの見た目のかっこよさに憧れて興味をもったなら、やはり自分好みのデザインや色のバイクに乗るべきです!!
こんな単純な理由でOKです♪
「大好きなバイクに乗れている!」という満足感が素敵なバイクライフを送る最大のコツです!!
街中やバイク屋さんで、いつもなぜか目に留まってしまうバイクの特徴は何ですか?
見ているだけでワクワクするようなバイクを家に迎え入れて、一緒に楽しいバイクライフを送りましょう!!
ライフスタイルにぴったりなもの
あなたはどんなシーンでバイクに乗ることを想定していますか?
日常の足として気軽に乗りたいのか、休日にツーリングを楽しむのか、それとも両方良いとこ取りをしたいのか?
自分のライフスタイルにぴったりなバイク選びを重要ですね!!
初期費用や維持費を安くしたい
バイクは車と違って「必需品」ではないので、できるだけ費用を抑えたい…と思う方もいらっしゃると思います。
維持費が安くなるには3通りの方法があります!
①50~125ccのバイク
このサイズのバイクであれば、車を所有されている方なら自動車保険の「ファミリーバイク特約」を付帯することができます!
車の自動車保険に入っている方なら、契約者本人だけでなくその家族の方も適用できるため、家族で何台もバイクを保有する際はぜひ覚えておきたい知識です♪
②250ccのバイク
普通自動二輪免許で取得する方にとって「乗りやすい」という声が多い排気量が実は250ccのバイクです。
扱いやすく大きすぎないサイズ感が女性にも人気ですね♪
また、250ccであれば車検がないので、車検費用を浮かすこともできるため一石二鳥です。
車検がない分、年に一度バイク屋さんで点検に出すことも忘れずに!
オイル交換やタイヤ交換など、定期的なメンテナンスは250ccのみならず、どの排気量のバイクでも大切です。
③中古や本体価格が安いバイク
もちろん中古で買うのも費用を抑える定番方法ですね。もし新車で買うならスズキのバイクは比較的リーズナブルです。
中古でも2018年式より新しいバイクがおすすめです。
2018年10月1日以降生産の新型車からABSの装着が義務付けられているためです。
ABSとはアンチロックブレーキシステムといい、急ブレーキした際にタイヤのロックを防ぎ、制動距離を短くする安全装備です。
バイクの免許を取って初めて乗るバイクには、やはり命の安全のために安全装備がついているバイクを選ぶことをおすすめします。
ABSのデメリットは車両本体価格が5万ほど上がる、バイクが若干重くなることです。
私自身、教習所時代で急制動の課題でタイヤをロックさせ、激しく転倒し全治3か月以上の怪我を覆いました。
「公道で同じように転んだら怖い」と思い、私は新車の車を購入しました。ABSは重要視されないことが多いですが、もしもの時に少しでも安全面が確保されているバイクに乗るのも1つの選び方です。
必ず実車に跨ってみる
当たり前のことのようですが、やはりバイクを選ぶときは実際にバイクに跨って足つきやバイクの重さを体験しましょう!
ハンドルのポジションの位置やどんな乗車姿勢になるのかは運転のしやすさに直結します。
自分にとって「乗りやすい」「しっくりくる」という感覚を大事に選んでみてくださいね♪
女性に人気な乗りやすいバイク10選
バイクの車重や足つき、見た目が好きなバイクやライフスタイルに合わせてバイクを選ぶことが大事だとお伝えしました。
ここで女性におすすめなバイクを紹介します!
【50~125cc】
ヤマハ ビーノ
何よりも見た目がかわいい!!
外観からメーター周りまで、乙女心をくすぐるデザインは一目見ると女性を虜にしてしまいます♡
50ccの原付なので、車の免許を持っていれば誰でも乗れてしまう上に、収納力もバツグンです。
また、見た目だけでは終わらず、実用的な装備も充実しているのもグッドポイントです。
アニメ「ゆるキャン△」の志摩リンの愛車として登場しており、人気を集めているバイクでもありますね♪
ホンダ クロスカブ

アクティブな可愛さが魅力な一台!小型AT免許で乗れます。
「いきなり大きいバイクは不安だな…。」と感じる場合は、まずは小型バイクからバイク女子デビューするのはいかがでしょうか?
維持費も安いので、まずはお試しデビューに最適な一台です♪
ATバイクでありながらも、バイクの「操る楽しさ」も味わえる4段リターン式のシフトチェンジのバイクです。
クラッチ操作が不要なので、バイク初心者の方にも安心な一台ですね。
ヤマハ XSR125
2023年12月に登場したXSRシリーズ初の125ccクラスのバイクです!
「レトロかわいい」を体現した一台ですね♪
クラシック調な丸目ライトやメーター周り、タックロール調のシートや網目模様のタイヤとXSRシリーズの世界観を細部にまでこだわりのある贅沢なバイクとなっています。
シート高が810mmと若干高めですが、スリムなデザインのため、カタログ値の高さほど足つきが悪いようには感じません。
身長が150cm前半の女性の方は、厚底ブーツを履くと安心ですね!
【250cc】
ホンダ レブル250

足つきが良く女性に人気なバイクと言えばやっぱりレブル250!!
驚異のシート高690mmと身長が140cm台の方も安心して乗れる1台です。
教習所で使用されるCB400のバイクもかなり足つきが良いと評判ですが、それでもシート高が750mmです。
「教習所のバイクでも足つきが厳しいな」と感じる女性は、ぜひ一度レブル250を検討してみてください!
また、2025年1月30日に発売で話題となった「Honda E-Clutch」(ホンダイークラッチ)搭載モデルもあります!!
「Honda E-Clutch」とは、MT車なのにクラッチ操作がほとんど不要になるシステムです。
もちろんMT車なので、クラッチ操作をしたい場合は普通に操作しても問題ありません。
初心者の方が最初につまづくクラッチ操作も、「Honda E-Clutch」搭載モデルであれば、クラッチ操作の不安でMT車を諦めていた女性にも安心して乗れますね♪
クラッチ操作に慣れてきた方でも、左手の疲れの軽減にも繋がるため、バイク初心者にぴったりなバイクとなっております!!!
ヤマハ YZF-R25
「かっこいいスーパースポーツのバイクに乗りたいけど前傾姿勢は辛いな…」と感じる女性にはYZF-R25が一番おすすめです!
筆者も250ccクラスの国産スーパースポーツのバイクに跨ってきました。
その中で一番姿勢がラクで乗りやすいと感じたバイクがYZF-R25です!!
足つきも良く、姿勢もラクでハンドル位置も遠すぎないポジションで乗りやすいです。
足のステップの位置も後ろ過ぎないので、初めてのスーパースポーツにぴったりなバイクです。
ヤマハ MT-25
ゴツゴツした無骨なデザインでフロントデザインもかなり人を選ぶデザイン♪
「大都会のチーター」というコンセプトになっていて、都会の夜に映えるかっこいい見た目ですね。
やんちゃな見た目とは裏腹に、乗り心地はとにかくフレンドリー!
足つきは良好で、軽くて取り回しもしやすいバイクです。
シート高は780mmで、身長が162cmで3cmの厚底ブーツを履くと両足の半分以上がしっかり地面に届きます。(筆者調べ)
ハンドル位置も高く、教習所のCB400とほとんど変わらない操作感で安心して乗っていられるバイクですよ!!
そして、MT-25が筆者の愛車バイクです。
私にとっての初めてのバイクデビューはこのMT-25を選びました。
見た目がとにかく好きで、足つきや車重といった条件も良かったからです!
カワサキ Ninja250

カワサキカラーのグリーンが特徴的♪
「Ninja250 KRT EDITION」の色になっています!
乗り心地はYZF-R25よりもよりスポーティーさを感じるポジションになっています。
シート高は790mmで足つきも良好です。
前身のモデル「Ninja250R」によってスーパースポーツ界の火付け役ともなったバイクでもあり、長い間様々な人に愛されているバイクでもあります。
また、別のモデルに「Ninja ZX-25R」というバイクがあります。
実は250ccクラスで唯一の4気筒エンジンのバイクなんです!
教習所のCB400のエンジンで「シュイ―ン」とした電子音のような音が聞こえますよね?その音が好きで250ccに乗りたい方は「Ninja ZX-25R」はいかがでしょうか?
筆者も試乗したことがあるのですが、かなりスポーツライディング向けなエンジンで、低速トルクがあまりないように感じました。
エンストするのに恐怖感がある方は別のバイクの方が良さそうです。
しかしその分エンジンの回転数の伸びが良く、どんどんエンジンを回して山道を走るのが楽しいバイクでした!
スズキ GSX250R

ブルーの車体に黄色のアクセントがかっこいいバイクです♪
金額重視でバイクを探している方におすすめです。
新車価格で他の250ccクラスのバイクと比べて5~10万円ほど価格が低いです。
スズキのバイクは全般的にリーズナブルさを売りにしている側面もありますね。
また、「エンストが怖い」と感じる方にもおすすめなバイクです。
低速トルクがかなりあるため、発進するときに他の250ccバイクと比べてパワーのある発進ができるので安心感がありますね。
教習所のバイクは400ccなので、それに慣れていると250ccのバイクのエンジンが薄く感じます。
ですので、教習所と同じ感覚で発進するとエンストする可能性も…。
初心者の方はエンストが怖いと感じることもあるので、GSX250Rならその心配も減らすことができますよ!
【400cc~】
カワサキ エリミネーター400

アメリカンタイプなバイクでありながらも、乗車姿勢が自然で初心者の方でも乗りやすいバイクです♪
アメリカンタイプのバイクはシート高が低い理由で女性におすすめされることが多いですが、乗車姿勢が教習所のバイクと大きく変わります。そこに不安を感じる方も多いです…。
私は女性に圧倒的に人気なレブル250に跨ったことがあるのですが、足を前に出してハンドル位置も高く運転が怖そう…と思いました。(結局は慣れてしまえばどんなバイクも乗れるんですが)
レブル250はニーグリップがしにくいと感じたので、慣れるまでは低速走行や右左折に不安があるかもしれません。
しかし、エリミネーター400に跨ったときはレブル250よりも自然な姿勢でニーグリップもしやすいと感じました。
車重は177kgで、250ccクラスとほぼ同じ重さなので気軽に扱いやすいバイクでもありますね♪
ヤマハ MT-07
最後は700ccの大型バイクです!
「軽量・スリム・コンパクト」にこだわっているバイクなので、まさしく初心者向きです。
車重はなんと183kgと大型バイクでトップレベルで軽いバイクです。
シート高は805mmと少し高めに見えますが、実際に跨ると身長162cmの筆者は足つきが良好でした。(3cmの厚底ブーツを履いた場合)
ヤマハのMTシリーズは全車種足つきが良く、軽いバイクばかりなので初心者にかなりおすすめです!
まとめ
女性が乗りやすいバイクはこの2つです!
車重が軽く足つきがいいバイクだと取り回しがしやすく、一人でもバイクを扱える安心感はバイクの不安を減らしてくれます。また事故防止にも繋がります。
しかし、バイクの選び方は実用的な条件だけでなく、見た目が好きという純粋な気持ちも大切にしてほしいです。
「足つきがいいから」という理由だけでアメリカンバイクを選んでも、本当は違うタイプのバイクが好きなら、そのバイクに乗った方がいいですよ♪
自分の好きば見た目のバイクを選んだけど「足つきが悪い」と思ったら、
見た目、足つきや車重、維持費やライフスタイルを総合的に考えて、一番自分にぴったりなバイクを選んでみてくださいね!
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